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黒板の方へと向きを直して1分も経過しないうちに、前の方に座る女子生徒が僕の方へと向きを変えて、話しかけてきた。
「どうしたの?太陽君が朝に遅刻してくるなんて……どこか具合でも悪いの?」
あどけない表情で話しかけてきたのは……そう僕のお嫁さ……いやいや、昨日彼女になってくれた真由美さんだった。
「いや、特に体には何も異常はないですよ。まぁ理由は授業が終わってから教えます」
真由美さんとお付き合いする事になって……顔も見れないぐらい小っ恥ずかしくなるのかなぁって思ったけど意外と普通に会話する事ができた。
「うん、分かった」
と言うと、真由美さんは黒板へと向きを直した。
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