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悟くんと一緒に1組、つまり自分のクラスに入る。
…と、ものっそい勢いで突進してくる奴がひとり。
N「翅さあああん!!!」
S「ぷぎゃっ」
く、苦し…
N「ぷぎゃって…、ぷぎゃって!なにそれ可愛いすぎるよはあはあ」
S「離、せ…!はあはあするなケツ揉まないこの変態野郎!」
N「え~?そんなこと言って、ほんとは好きなんでしょう?ほんっと照れ屋なんだk「照れてないっつの!」
O「ノブは相変わらず翅くんが好きだね~」
N「んふふ、悟のことも好きですよ~」
そんな会話を聞き流して席に着く。
窓側の後ろって最高だと思うんだよね。
昼寝も出来るしぼーっと出来る。
ただひとつ残念なことは、おれの席は後ろから2番目で、真の後ろは延川だってこと。
あいつはただの変態だ。
それなのに仲良くしてやってるおれってなんて良いひと。
人間のかがみだなこりゃ。
マザー・テレサもびっくりだぞ。
N「ねえ翅さん。ちゃんとエプロン持ってきた?」
S「あ。…………忘れた」
やっべ今日調理実習あんの忘れてたわ。
S「どうしよ…」
N「んも~、しょうがないなあ。俺ふたつ持ってきたからひとつ貸してあげるよ!はい」
S「まじで?さんきゅー!」
延川もたまには気が利くんだなあ
……って、
S「おい貴様、なんだこれ」
N「"ピンクのフリル付きエプロンミニスカ仕様☆ハートのアップリケを添えて♪"だけど、何か問題でも?」
S「…しばくぞ」
そしてこれが現実
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