序幕‐或る伝承研究家の手記から‐
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その箱庭の奥深くには 茨草に縛られた一体の黒き『龍』が住み、 『龍』は紅き満月が水面(みなも)を照らす頃に 暗き空へ啼き声を響かせるのだと言われている。 箱庭に響く高き龍の啼く声は或る者は嘆きの声とも、 また或る者は祈りの声と言う。 果たしてその声が紡ぐは誰が為のものか、 また何の為のものだろうか──
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