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「そうですね……」
土方さんの言葉に頷いて同意の意を示す。そして僕たちは近藤さんを屯所へ運んだ。
***
あれから数日。近藤さんはまだ目を覚まさない。
与えられる任務をこなしながらも、僕はずっと祈った。
どうか、助かってください。
どうか、どうか生きて下さい。
あなたは、あなたたちは僕の全てなんです。
あなたは僕の憧れであり、理想なんです。
あなたと土方さんのためならば命をかけても良いと思ったんです。
あなたの理想が実現するまでご一緒出来るかどうかはわからないけれど、この命有る限り、僕はあなたと土方さんと共に生きます。
だから僕より先に逝かないでください。病魔に侵された僕なんかより先に、逝かないで下さい。
あなたはこの世界に必要な人だから。
あなたは生きて下さい──……
半ば無理矢理、終。
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