それは戦国と三國の世

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それは戦国と三國の世

 その日ネギたちはエヴァンジェリンの作った空間の中にある城で、ちょっとしたパーティーをしていた。和気藹々と話ながら食事をしていると、ゴロゴロと雷鳴が聞こえてきて皆は空を見上げる。  空には赤黒い雲が集まり、とてつもなく気味の悪い情景を作り出していた。  鋭いヒカリとともに空間が割け、再び別の空間と繋がる。  意識を手放す瞬間、生徒たちの悲鳴と吹き荒れる風の音と重圧感のある男の声が聞こえていた。 我ニ挑メ──
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