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新「…あれ?」
俺…たしか自習室で…
新「…ああ、寝ちまったのか、」
にしても祐二の奴…
起こしてくれたっていいじゃないか…
新「…ん?」
ふと見上げれば、机の上に変な物体が。
灰色のフードを被り、マントを羽織り、口は三日月型に開かれてにんまりと笑っている…―
新「ひいぃぃぃいイッ!?!?!?」
俺は思わず跳び上がった。
新「だっ、誰だテメェ!?」
ソイツはにんまりと笑ったまま、呟いた。
「お帰り、僕らのアリス…」
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