18人が本棚に入れています
本棚に追加
/16ページ
新「な…なんだったんだよ…っ!?」
身体が震えている。
ふと側の机を見れば、バスケットが置いてあった。
上には
私を食べて
という張り紙があった。
新「な…なんだ…?」
震える手で恐る恐るバスケットを開けば、中には肘から切断された白い腕が入っていた。
新「あ…ああ…っああぁぁぁあぁぁあああっ!!!!!」
もう訳がわからない。
俺はとうとう泣きながら、せっかく走ってきた廊下を再び走って行った。
どれだけ走ったかわからない。
ふと顔を上げれば自習室が見えてきたた。
新「あ…あ…、」
何でもいい、とにかく逃げなくちゃ。
「廊下は走らないんだよ、アリス」
新「っわぁぁあああっ!?!?!?」
声が、した。
さっきの…変な奴の…?
周りを見渡しても、ソイツはいない。
最初のコメントを投稿しよう!