第一章

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新「な…なんだったんだよ…っ!?」 身体が震えている。 ふと側の机を見れば、バスケットが置いてあった。 上には 私を食べて という張り紙があった。 新「な…なんだ…?」 震える手で恐る恐るバスケットを開けば、中には肘から切断された白い腕が入っていた。 新「あ…ああ…っああぁぁぁあぁぁあああっ!!!!!」 もう訳がわからない。 俺はとうとう泣きながら、せっかく走ってきた廊下を再び走って行った。 どれだけ走ったかわからない。 ふと顔を上げれば自習室が見えてきたた。 新「あ…あ…、」 何でもいい、とにかく逃げなくちゃ。 「廊下は走らないんだよ、アリス」 新「っわぁぁあああっ!?!?!?」 声が、した。 さっきの…変な奴の…? 周りを見渡しても、ソイツはいない。
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