第一章

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新「…はい?」 瑠「だから、普通に喋りたい訳。ぶっちゃけ怠いんだよね、この喋り方。」 あ、あと年上にはさんを付けろよ、 瑠樺…さんはそう言いながら溜息を吐いた。 新「は、はあ…別にいいけど…」 瑠「どーも、」 あー疲れた。 そう言いながら瑠樺さんは俺の手を引いて例の――白い腕のある教室へ入った。 新「ま、ままままてって瑠樺さん!!」 瑠「あ?」 新「こ、ここには腕が…っ!!」 これか?と言いながら瑠樺さんはさっきの白い腕を目の前に押し付ける。 俺は咄嗟に目をつぶった。 新「なななななにすんだよ!!!!!わわわざわざそんな近付けなくても「パンだっつの」…はい?」 パン、て… 食べるパン?
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