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「では、ヅラの話しじゃなければヒツジは納得するんだな!」
「お、復活した」
「オジカ君、オジカ君。鼻血垂れてるよ。眼鏡も割れてるし」
「納得っていうか、オレは静かに寝た「さぁ、キツネ!」
イラッ
「んだよ、オジカ。っていうかナンで俺にふる・・・それとな、ヒツジがキレてんぞ」
「何かヅラ以外のネタをゴフッ・・・!!」
「だから言ったのに。ありゃ鳩尾(ミゾオチ)にクリーンヒットしたな」
「オ・レ・の、台詞を遮るな」
ぎりぎりぎりぎりぎりぎりぎりぎりぎりぎりぎりぎりぎりぎりぎりぎりぎりぎりぎりぎりぎりぎり
ヒツジのターン、
攻撃:頭握り潰し、
オジカに大ダメージ!
「痛い痛い痛いイタイイタイイタイイタイんですけど!?ちょヒツジさん頭から手放して!もう遮んないから!頭握り潰さないでー!!」
「・・・ちっ」
「あ~痛かった。マジ死ぬかと思った」
「別に大丈夫だろオジカなら。十人くらいに袋叩きにされても平気だったしな」
「スゴッ!」
「その後、キレて暴れて全員肥溜めに投げ込んでたし」
「クサッ!というか、ヒドッ!」
「そんな昔のことバラすなよなキツネ~恥ずかしいだろ。そういえばアイツら、一週間くらい臭いとれなくてくさいからって取り巻きの女子に捨てられたらしいよ」
「へぇ~」
「そーいやさ」
「どうしたヒツジ!」
「オジカ、そのテンションウザい」
「・・・・ぇー」
「起きた時からずっと気になってたんだけど」
「何がー?」
「・・・ぇ、俺以外にはツッコミ無し?」
「お前、誰?」
『・・・・・・・』
「え、俺?」
「手前ぇじゃねー!ちょっと黙ってろ!!」
その時、
スパーーーンッ!!
「いたー!!やっっっと見つけた!!!」
『あ、タカ先生』
ズカズカズカ わしっ
ずるずるずるずる
ぴしゃ
茫然とする生徒達の前で一人の生徒が先生に拉致られた。
『なんなんだ?』
「ヒツジ、ヒツジ」
「なに?キツネ」
「アイツ、拉致られたヤツ、転校生だぜ」
「・・・・はぁぁ・・・また、ウルサいのが増えんのかよ」
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