在日朝鮮人の過去

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まず、在日朝鮮人という存在を語るにはやはり、過去を見つめる必要がある。 それには、今から約100年前・・・・ 1910年の日韓併合までさかのぼらねばならない。 当時日本は日清戦争、日露戦争に勝利し、アジアの一等国として繁栄を続けていた。 少しさかのぼり、時は日露戦争開戦の直前、ロシアは朝鮮のごく一部を既に侵略していた。 この緊急事態を鑑みた(考慮した)日本政府は、御前会議(天皇陛下を始め閣僚達が参加する緊急会議)を開き、日露国交断絶を決定した。 そして、朝鮮へ連合艦隊(日本海軍)を派遣した。 黄海海戦勝利、旅順制圧、日本海海戦勝利など数々の勝利を収め、日本は日露戦争に勝利した。 そして、日露戦争終結の仲介役を務めたアメリカのポーツマスにおいて、日露戦争の講和条約が締結された。 その内容には、南樺太譲渡やオホーツク海においての日本の漁業権優越、さらには朝鮮を支配下に置く事を認める事が記されてあった。 ※当時の、満州においての権益は譲るが、朝鮮においては断じてこれを認めない。 という考えを「満韓交換論」と呼ぶ。
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