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6月16日午後9時。 暖かな風を身体全体に浴びながら、帰宅してる途中だった。 「すみません。」 オレが振り返ると、オレより少しだけ大人な少年(以下A)が後ろに立っていた。 法律では満15才以下の労働の禁止があったため、オレはAを見るとすぐに 「ごめんなさい。」 と、口を動かした。
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