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魔理沙「ん?どうしたにとり?」
にとり「あれさ…持って帰ったら…駄目かな?」
魔理沙「…は?」
にとり「いや、だから…あれ持って帰ってもいいかなって…」
魔理沙「えぇ…それは駄目だろ…わからんけど;」
文「色々な人がこれを見に来てますしね…」
にとり「見てる内にもう見るだけじゃ収まらなくなったんだ!!もし出来るなら…これを持ち帰って調べたい!!」
魔理沙「と言われてもな…」
「あら、別にいいんじゃないかしら?」
魔理沙「げっ…この声は…」
どこかから声がしたかと思うと、突然
魔理沙達の間の空間に線が入り、その線は
やがて空間の「スキマ」となった。
そしてそのスキマから、一人の女性が
上半身だけを出して現れた。
彼女の名は「八雲 紫〈ヤクモ ユカリ〉」。
幻想郷最強の妖怪であり、
幻想郷の「賢者」とも呼ばれている。
また、現界に起こる神隠しの主犯と言われている。
魔理沙「やはりお前か」
文「いつ来たんですか?」
紫「今よ。」
にとり「で、で…いいのか…?持ち帰って…?」
紫「別に誰かの所有物って訳じゃないでしょ?落ちてきた訳だし。」
にとり「本当!?」
紫「えぇ。」
にとり「やったー!!」
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