きみは白くま

3/3
前へ
/147ページ
次へ
「それって嫉妬? 超わいるどな嫉妬だな。」 「抱き寄せるとこは 否定しないけどさ。」 「よく噛むじゃん。」 「それ夜の方でしょ。」 「へんたい。」 「人目気にせず 噛んで欲しい、と?」 「見てる人引くよ。」 「あんたのせいにするし。」 「てゆーか、 えろい方にもってくな。」 「思春期なんですもん。」 「うるさい白くま。」 「あ、いいんですか? そんなこと言っちゃって。」 「うそだって!ちょっ!」 「言い訳は聞きません。」 「白くまに喰われる。」 「白くまって肉食だっけ。 まあ、どっちだっていいか。」 「にしなんて凍死しちゃえ!」 「痛かったですか?」 「……いた、くはなかった。」 「あんたこそ、」 「ふん?」 「意地張んない方が キュートですよ。」 END
/147ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1279人が本棚に入れています
本棚に追加