叶えた二人の夢

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【ぎゃぁぁぁぁ(T∀T)】 “現実は奇なり” あぁ… 確かに奇だったよ…。 “奇” そのものだったよ…。 いつもとは違う違和感を1つ1つ俺の頭が理解する度、 俺は、ある人物の顔を頭に思い描いていた。 そして、 その人物は今、オレンジジュース片手にこの現実世界で愛おしそうに俺を見つめ、微笑んだ表情を変えないまま、ゆっくりと口を開く。 【ピロ~笑)そんな叫んでどうしたのん♪はいっ♪おはぁぁぁぁ~ん♪】 …ぎゃぁぁぁぁ(T∀T) たった一日で抜け落ちたのか… 異常なまでに艶やかだった綺麗なロングヘアーはどこかへ消え去り、 肌色が斬新なヌーディー頭皮をあらわにした玉さんが目の前に現れていた。
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