大切なもの

あの時

中学の時。
私は心に大きな傷を負った。

深く深く大きな傷を…。

仲の良かった友達からも、つき合ってた元カレからも、傷を付けられた。

私がもう少し強ければ、こんなに傷付くことなかったのかもしれないけど。

手首に残った無数の傷跡。

ほんとに辛かった。誰も手を差し伸べてくれる人がいなくて…
｢学校｣そのものを信じれなくなった。

友達なんかいらない。彼氏なんてありえない。

そして…

自分が一番嫌い。いなくなってしまいたい。

そう思って私は多量の薬を飲んで、２回の自殺未遂をした。

これですべて楽になると思ってた。