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「言ってよ 『いれて』って」 そんなこと 言えない 言ったこともない だけど 初めての快感に 頭がぼうっとしていた 少しずつ 進入しては やめ 進入してはやめを 繰り返す 「言わなきゃ やめようか」 腰を引く和志に かすかに聞こえる程度に 口を開く 「い…れて」 フッと微笑んで 肩をつかみ 優しい顔とは 裏腹に 一気に 悠に進入した 「ーーっあぁ!!!」 ものすごい 圧迫感 かすかに 痛みも走る 思い切り 奥まで進入し しばし 中を味わう 撫でられている 髪にも 快感が走る 「んっあぁ…」 唇を指でなぞり ゆっくり 腰を動かし始める 「はぁっ…う…」 今まで以上の 快感の波が 体中を 襲う 波にのまれたくなくて 和志の体にしがみつく 体がどんどん 汗ばんでいく
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