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悠を腕に抱きしめ
髪をいじりながら
愛おしそうに
見つめる
「ごめんね
つらかった?」
きつくなかったと
言えばうそになる
けれど
和志の
優しさにぬくもりに
安心しきっていた
「良かったら
また逢いたい…」
「え!?」
「嫌なら
いいんだよ
無理させたし
でも
俺はまた
逢いたい…」
「…お金は
…もらうよ?」
「いいよ
また逢ってくれるなら。」
ずっと
髪を撫でたまま
嬉しそうに
顔をくしゃくしゃにして
笑う
ねぇ…
どうして
そんなに
嬉しいの?
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