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悠の両親は
小さいときに
離婚している
医師として
忙しい父親にかわり
祖母が
母親がわりを
していた
その祖母が
二年前に
他界した…
そして
半年前に
父親が
再婚した
それから
居心地の悪い
この家から
出たい一心で
お金を貯めている
今
悠は
高校二年生
進学先も
自分で
決めていた
父親は
医師になることを
押しつけている
代々続いてきた
家系だから。
しかし
悠は
医師ではなく
介護福祉士に
なりたかった
小さいときから
面倒をみてくれた
祖母に
亡くなる前に
知識がなく
なにもできなかった
恩返しが
したかった
夢も希望も
悠自身決めていた
ただ
父親に
世話になりたくなかった
多分
介護福祉士には
反対だろうし
ましてや
家をでるなんて…
だから
お金を貯めて
好きなようにしたかった
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