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喉が渇いた悠は
湯上がりに
台所に向かった
冷蔵庫を
あさり
スポーツドリンクを
手にする
そして
自分の部屋に上がる
『ちょっと
のばせたかな…』
少しくらくらする
感覚のまま
ソファに
座る込む
不意に見た
携帯が
着信とメールを
知らせていた
スポーツドリンクを
口にしながら
携帯をあける
着信は
隣に住む
幼なじみの男友達
貴史からだった
そのまま
決定ボタンを押し
電話をかける
…プルルル…
プッ
『もしもし?
悠?』
「どうしたの?」
『今どこ?
家にいる?』
「家にいるよ
なに?」
『いや…
何度かけても
出なかったから…』
「お風呂入ってたのよ
で…どうしたの?」
『…』
「ちょっと
聞いてる?」
『ふっ、風呂上がりに
わるかったなぁ!!』
プッ
ツーツー…
大声を出して
一方的に
切られた
なんなのよ
もう
次は
メールを見る
…
和志からだ…
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