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『いくら?』 『別2』 まどろっこしい メールなんて ウザいなんて 思った さっさと 終わらせて お金が欲しかった 携帯をしまい 待ち合わせの 駅前に向かう。 ベンチに座り 携帯をいじる 若い男がいた 帽子をかぶってる 『たしか こいつだ。 てか きづかないのかよ…』 そんなこんなを 考えながら 男の前に立つ。 …気づかない 「ねえ」 悠が声をかけた。 ようやく気づいた 男は 顔を上げる。 え?と言う顔から 「なんだ かわいいじゃん」 と 言うと 笑顔になる。 立ち上がり 「じゃあ行こうか」と 肩に 手を回してきた これが和志との 始まり…
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