123人が本棚に入れています
本棚に追加
1
『いくら?』
『別2』
まどろっこしい
メールなんて
ウザいなんて
思った
さっさと
終わらせて
お金が欲しかった
携帯をしまい
待ち合わせの
駅前に向かう。
ベンチに座り
携帯をいじる
若い男がいた
帽子をかぶってる
『たしか
こいつだ。
てか
きづかないのかよ…』
そんなこんなを
考えながら
男の前に立つ。
…気づかない
「ねえ」
悠が声をかけた。
ようやく気づいた
男は
顔を上げる。
え?と言う顔から
「なんだ
かわいいじゃん」
と
言うと
笑顔になる。
立ち上がり
「じゃあ行こうか」と
肩に
手を回してきた
これが和志との
始まり…
最初のコメントを投稿しよう!