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雅之は袁紹の甲高い大声によって、耳鳴りがしていた。
雅之「おい、袁紹。」
袁紹は雅之から離れて顔良と文醜の傍に立っていた。
袁紹「何故、私の名を知っていますの?」
顔良「それは私と文ちゃんが、姫が気絶している間に教えたんですよ。」
文醜「まぁ、そういう事さ。」
袁紹は何処か納得行かない顔をしていたが、雅之に質問をした。
袁紹「あなたの名は?」
雅之「気絶してたから知らないのも無理ないか。
姓は七瀬、名は雅之、字と真名は無い。強いて真名を名乗るとすれば、雅之がそれに当たると思う。よろしくな。」
「「「はぁ!?」」」
袁紹「初対面でいきなり真名を名乗るなんて…」
顔良「中々真似出来る事じゃないよね。」
文醜「違いないな。」
3人は驚きを隠せ無かった。
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