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斗詩「文ちゃん、もしかすると雅之さんは占い師の人が言っていた人かも知れないよ。」
猪々子「あ~!あの胡散臭い占い師の事か。」
斗詩「服装は占い師の人が言っていたのとは違うけど、普通、空から人が落ちて来るなんて無いからね。」
猪々子「そう言われると見た事も無い服だしな。」
麗羽「ちょっと、猪々子さん、斗詩さん、何の話をしてやっしゃるのかしら?」
猪々子「姫は居なかったから知らないよな。」
斗詩「そうよね、姫、雅之さん、これはこの前、旅の占い師から聞いた事なんだけどね。」
雅之「…?」
斗詩「戦乱を治める為に天より遣わされた方が落ちて来る。
その者の身なりはこの世の物とは思えない服装で、その服は日の光に反射して輝いている。」
猪々子「まぁ、そういう事があったのさ。」
斗詩「服装の違いはありますが、私達が見た事無い服ですし、間違えないと思うよ。」
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