雅之、黄巾討伐軍に参加するの巻

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雅之「これが理由だが、それを踏まえて、新設して良いか決めてくれ。」 白蓮「まぁ、幽州の黄巾党は、粗方片付けて、今は落ち着いてはいるし、経済も安定しているけどさ。」 雅之「白蓮の心配事は、黄巾党が幽州にまた、現れる可能性があるかどうかだろう?」 白蓮「なんで分かった!?あれか、天の御使いだからか!?」 白蓮は、凄い勢いで喋っていた。 雅之「前にも言ったが、俺はそんな大層なもんじゃない。強いて言うなら、一刀が天の御使いだろうな。」 雅之は続けて喋った。 雅之「今の状況を考えて、白蓮が心配している優先度が高いものでいけば、そのくらいしか思い付かなかっただけだ。」 白蓮「良く頭が回るやつだよ。」 雅之「そんな事はないぞ。でだ、白蓮が心配している事に答えるとだ。 この辺りでは、大規模な軍勢は、決起しない方が高いと思う。」 白蓮「そっか、それなら大丈夫だが、長い期間行くのか?」 雅之「乱が平定するまでは居るつもりだな。」 白蓮「その間は私1人で留守番かよ…」 白蓮は、寂しそうに言っていた。 雅之「帰るべき場所が、無くなるのは勘弁だからな。我慢しろ。」 白蓮「そうだよな… 分かった! 雅之に部隊の新設を許可する!必ずや、精強な部隊を作る事だ!いいな!」 雅之「了解した、感謝する。」 白蓮「部隊名はどうするんだ?」 雅之「それなら、決めてある。 『蒼月隊』(そうげつたい)だ。」 白蓮「分かった、今後はそう名乗る様に各所には通達しておく。」 雅之は部隊の新設を許可され、行動に移すのであった。
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