雅之、黄巾討伐軍に参加するの巻

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翌日から雅之は、蒼月隊を結成させる為に、各所を回り、部隊の調整と編入を行っていた。 数日後、5000程の者達が蒼月隊に選ばれ、調練を繰り返し行っていた。 調練は1ヵ月程、毎日続いて行き、近代トレーニングに加えて、雅之の血が滲む様な修行法の一部を取り入れた蒼月隊は、公孫讃軍の精鋭部隊へと成長をしていた。 その傍ら、情報を集めていた雅之は、官軍が濮陽付近に集結しているという報が入り、これに合わせて、部隊を動かそうと考えていた。 その事を白蓮に報告すべく、宮城へ来ていた。 雅之「白蓮、官軍が動いた情報が、入ったから知らせに来た。」 白蓮「という事は、出るのか?」 雅之「あぁ、調練は目処が立った。後は、実戦経験を付ける事だ。」 白蓮「分かった、ちゃんと帰って来いよ。」 雅之「大丈夫だ、無理はしない。留守を頼むぞ。」 雅之はそう言うと、宮城を出て、遠征の準備を行うべく動き始めた。
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