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数日後、遠征の準備が整った。
雅之率いる蒼月隊は、白馬城を後にして、官軍が集まっている濮陽付近へと向かっていた。
雅之「さて、官軍か…」
雅之は、移動中に官軍の事を考え始めた。
総大将は何進だけど、来ているかすら、際どいな…
正確な兵数も分からないしな…
帰ったら、情報の精度を高める事に努めるとするか。
将で言えば、曹操や孫策とか有名所が沢山居るだろうな。
義勇軍も参加して居るのかな?
一刀からはその様な内容の手紙は来てないしな。
まぁ、それはその時になれば分かるな。
濮陽の敵大将は張宝かな?
しかし、慣れたと思っていたが、ここまで全員が全員、女性だとわな…
劉備軍の面々を思い出しながら、そう思っていた雅之であった。
まぁ、割り切るしかないか…
雅之は色々と考えながら、歩みを進めていた。
白馬城を出て、3日くらいで、官軍が集結している陣地に到着していた。
門番をしていた兵に、所属と名を言い、許可が下りると、兵を率いて陣中に入って行った。
雅之は部隊に待機命令を出して、軍議が行われている天幕の場所を他軍の兵に聞き、その場所へと向かっていた。
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