青年、外史に降り立つ?の巻

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麗羽「それで、あなたはこれからどう致しますの?」 全くもってこれからの事なんて考えていなかった雅之であったが、麗羽の言葉を聞き考え始めた。 雅之「そうだな…」 先ずはこの世界の状況を知りたいな。 雅之「今、この世はどうなっているんだ?」 麗羽「斗詩さん、猪々子さん、教えて差し上げて。」 斗詩「はい、漢王朝は既に力を失い、各地で反乱が絶えない状況です。」 雅之「黄巾党とかって存在してるか?」 猪々子「各地ではそんな集団が発生してるみたいだが、大規模って程じゃないな。」 雅之「そうか、ありがとう。」 麗羽「それでどう致しますの?」 雅之は大体の状況が確認出来た事も踏まえて、再び考え始めた。 このまま、麗羽達に付いて戦乱を治めるのも悪くないが、麗羽にそれだけの器があるかを考えると… 無理だな… 世を旅してみるのも一興かな。 雅之は考えを終えて、麗羽達に話始めた。 雅之「旅に出て、知見を深めようと思う。」
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