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雅之「それで、諷里の職務なのだが、白蓮はどう考える?」
白蓮「私としては、政務に人手が足りないから、そちらに着いてくれると助かるな。」
雅之「戦闘時は軍師かな?」
白蓮「そうだな。ねねと2人で頼むよ。」
諷里「はい!分かりましたわ。」
その後、諷里の歓迎会という名の飲み会が始まり、1日が過ぎていった。
その席で互いに真名を授け合い、諷里は公孫讃軍の一員としての日々が始まるのであった。
ある日の夜、雅之は諷里を部屋に呼び出し、その場に月と詠も来ていた。
雅之「呼び出してすまないな。ここでの生活は慣れたか?」
諷里「お陰様で皆が良くしてくれる事もあり、充実していますよ。」
雅之「そうか、それは良かった。」
月「どうぞ、お茶です。」
雅之「ありがとう、月。」
諷里「ありがとうございます。」
詠「茶菓子もあるからね。」
雅之「気が利くな。ありがとう、詠。」
諷里「それで、お話と言うのは何で御座いましょうか?」
雅之「ふむ。他でもない、ここに居る月と詠に関する事だ。」
雅之は諷里に真実を話そうとしていた。
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