青年、外史に降り立つ?の巻

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雅之「出身は東の方だ。海を渡って来た。」 顔良「そうですか。通りで聞かない名前だったんですね。」 雅之「俺からも質問いいか?」 顔良「はい、どうぞ。」 雅之「さっきの別の名前で袁紹を呼ぼうとしたが、それは一体何だ?」 顔良「あれは真名と言って、自分が信頼している人しか呼んでいけない名前です。真名を本人の許可無く呼ぶ事は万死値します。」 雅之「なるほどな、ありがとう。」 顔良「いいえ、お役に立って何よりです。」 文醜「あたいも質問~」 雅之「どうした、文醜?」 文醜「へっへへ、雅之って強いのか?」 雅之「分からないな、弱くはないと思うが。」 文醜「機会があったら勝負しろ!」 雅之「分かった、機会があったらな。」 文醜「やりぃ!約束だぞ、忘れるなよ!」 雅之「分かった。」 そんな感じで会話をしていると、袁紹が目を覚まし始めた。
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