解説

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○『無』 すべてにおいて、なにもないこと、またはその状況。この詩の代名詞的な存在。『無のせかい』も、これのことを指す。 ○『有のせかい』 ここでは我々が実際にすむ世界のことを指す。 ○『たましい』 人の魂や霊。今ある生命の、それぞれにある人間一人のことを指す。死ぬとき、魂が解放され、最後に一番楽しかった思い出が映るという。 ○『いのち』 『たましい』とほぼ同じ意味を指す。ここでは、生命すべてをあらわす。 ○『みちしるべ』 分岐点。ここでは、人間の『未来に映る出来事』の中で、最大の出来事をあらわす。 ○『おもい』 『未来に映る出来事』を『映像化[ヴィジョン]』する事を指す。『たましい』が『有のせかい』に行く前に出来事を見せつけられる[?]訳だが、その『映像化』が突然打ち消されることで『何もない状態』から『たましい』は生まれる状態になる事から、『有のせかい』にいることをあらわしている。 ○『デジャヴ』 『デジャ・ビュ』とも。やったこと、したこと、またはあったことが『ない』のに、それが『ある』という記憶の勘違いの様なことを指す。ここでは、生まれた時に忘れた『未来に映る出来事』が思い出す事を指す。
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