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気がつくと、肇たち3年2組のメンバーは白く靄のかかる不気味な部屋にいた。
肇 「何だここは?」
第一声を発したのは肇であった。
みんなも何が起こったのか全く理解できずに混乱している様子であった。
神 「来たか。選ばれし者たちよ。」
声と共に神が姿を現した。
純 「うわっ!誰だ!?」
純は突然姿を現した神を見て、驚いた様子でそう聞いた。
神 「私は神だ。お前たちをここに呼んだのは、お前たちが儀式を受ける選ばれし者たちだからだ。」
日比谷 「儀式?選ばれし者?」
肇と純と同じく野球部で肇と仲の良い日比谷一馬(ヒビヤ カズマ)が全く訳がわからないといったかんじでそう言った。
日比谷は野球部では8番でサードをしており、よくトンネルのエラーをするのでサードは『日比谷トンネル』と言われている。
行動はあほだが頭がよく、思わぬ時にヒットなどを打つのでレギュラーなのである。
神 「そうじゃ。そちらには恒例の儀式を受けてもらう。」
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