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純 「俺は行くぜ!日比谷!びびってんなら来なくていいぞ。」
日比谷 「なにぃ?この俺がびびるわけねぇだろ!さっさと行くぞ。」
日比谷は純の言葉にそう言い返すと武器を持って家を出た。
純 「何てことだ…。」
やっと純が出した言葉はその一言であった。
辺りは村人の死体が至る所に転がっていて家はほとんどが燃えていた。
一瞬3人は足がすくみ恐怖を感じたが後からそれ以上の怒りが込み上げてきた。
3人は村の中央まで走ると炎壊が1人で山賊と戦っていた。
炎壊はそうとう腕が立つらしく、次々に山賊を斬り伏せた。
しかし敵はまだ10人以上がいて炎壊の疲労はすでに限界であった。
山賊 「ぐはぁ!」
突然炎壊の後ろで山賊数人が倒れた。
炎壊が振り向くとそこには肇・純・日比谷の姿があった。
炎壊 「お前たち!なぜここに!?」
3人は初めて人を斬ったことにかなり動揺していたため、炎壊のその質問を聞いていなかった。
山賊 「なんだ?このガキ!叩き斬ってやる。」
山賊はそう言うと肇らに襲いかかった。しかし、3人を斬る前に炎壊がすぐさま山賊を斬った。
しかし時間がたつごとに山賊の数は増えていく。
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