都からの来訪者

2/8
9442人が本棚に入れています
本棚に追加
/3000ページ
冀州の盧植軍は張角が篭る広宗を包囲し始めて数日が経った。 何度も攻撃をしかけ、張角軍を徐々に弱らせていた。 盧植 「この調子だと後1・2ヶ月で広宗を落とせるだろう!」 盧植はいつもの大声で圭廉と日比谷に言った。 圭廉 「ここで張角を討てば、各地の黄巾賊の勢いも衰えるでしょう!」 圭廉は戦が順調に進んでいるためかなり上機嫌だ。 日比谷 「盧植さん!あんなの今すぐ落とせるじゃないですか?何なら俺1人で落としてきましょうか?」 日比谷は部隊の指揮はだいぶできるようになったが、まだまだ無茶苦茶ぶりは健在であった。 圭廉 「お前は馬鹿か!あまり死者が出ん方法があるのにわざわざ突っ込む奴があるか!」 圭廉は日比谷の発言に対して強い口調で言う。 この数日間、日比谷と圭廉は何度も喧嘩をしていた。
/3000ページ

最初のコメントを投稿しよう!