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左豐 「何用などと…、たいしたことではありません。ただ盧植将軍の活躍ぶりを見に参っただけです。」
左豐はそう言うと盧植の椅子に堂々と座る。
盧植 「そうでしたか。ならば心配ありませぬ。後1・2ヶ月で張角を討ちとることができます。」
盧植は自信満々の表情で話す。
左豐 「ハッハッハ!さすがは盧植将軍!心配するまでもなかったわい!」
左豐は脚を組みながら大きな態度で盧植に言った。
盧植 「して左豐殿。帝はお元気ですか?」
左豐 「もちろんです。我らがしっかりお守りしています。」
左豐は「我ら」を強調し、帝は宦官の手の中にあるということを盧植に嫌味ったらしく言った。
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