9449人が本棚に入れています
本棚に追加
盧植 「そうですか。それを聞いて安心しました。では左豐殿、ごゆるりとなさいませ。」
盧植は左豐の嫌味も気にせず、にこにこして言った。
左豐 「ありがたい。わしもそのつもりだったのでのぉー。では陣を見学でもしようか。」
左豐はニヤッと笑い、そう言うと立ち上がった。
盧植 「そうですか。
おい!そこの者!左豐殿を案内いたせ!」
盧植は近くにいる兵士にそう言いつけると、その兵とともに左豐は盧植の幕舎から出て行った。
左豐が去っていった後、盧植は顔を曇らせ、ため息をついた。
最初のコメントを投稿しよう!