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山賊頭 「てめぇ よくも!」
山賊の頭は剣を抜き去ると、炎壊に向かって振り下ろした。
炎壊 「村人の無念を思い知れ!」
炎壊は敵の斬撃を交わすと、刀をすばやく横に斬った。
すると山賊の頭は胴と離れ、地に落ちた。
山賊 「お…、お頭がやられたぞー。逃げろ。」
山賊の頭がやられるのを見た他の山賊は森へ逃げて行った。
戦った場所には何十という屍が転がっていた。
炎壊 「これが今の世だ。このような村は他にも何百とある。」
炎壊は3人の元に来ると、低い声でそう言った。
3人の目には涙があった。
肇 「こんな世の中あってはいけない。この状況を仕方ないですましてはいけない。」
肇は拳を握りしめると力強く顔を挙げてそう言った。
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