それぞれの戦いへ

2/8
9439人が本棚に入れています
本棚に追加
/3000ページ
豫州を平定し終えた皇甫嵩と朱儁、そして王允は次なる目標のため、帝の命令を待っていた。 皇甫嵩 「朝廷より文が参った。」 多くの将がいる部屋の中で皇甫嵩がそう言った。 その中には朱儁・王允はもちろん、肇・純・炎壊・孫堅・武干の姿もあった。 その部屋の端っこには何儀・黄邵もいた。 朱儁 「帝からは何と?」 朱儁は大声で皇甫嵩に聞く。 皇甫嵩 「朱儁将軍は荊州の南陽黄巾賊を討てとのことです。私にはエン州を平定しろとのことです。」 皇甫嵩はいつも通りの落ち着いた様子で言う。 王允 「私は?」 王允は自分の名前が出なかったので心配して皇甫嵩に聞く。
/3000ページ

最初のコメントを投稿しよう!