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盧植 「その要求、お断りさせていただく。」
盧植は左豐の顔を見て、きっぱりと言った。
左豐 「な、なにぃ!?」
左豐は予想しない盧植の言葉に驚き、平常心を乱す。
盧植 「あなたはこの乱がなぜ起こったのかわからないのか!?あなた方宦官が私欲に溺れ、国を腐敗させたからこれだけ世は乱れているのだ!」
盧植は今までとは全く違う強い口調でそう言った。
左豐 「な、なんだと!無礼にもほどがある!いい人ぶりが命取りになることを思い知らせてやる!」
左豐はそう怒鳴ると幕舎から出て行き、都へと帰っていった。
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