都へ

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炎壊 「今の漢の宮中は不正が横行し腐っておるが、唯一この朱儁将軍と盧植将軍、そして皇甫嵩(コウホスウ)将軍はまともで素晴らしい方たちだ。しかも朱儁将軍はいつでも私に戻ってこいと言って下さる。今このような状態になってしまったからには朱儁将軍の元へ戻ろうと思う。 そこでだ。お前たちも私と共に朱儁将軍のいる洛陽に来ぬか?」 肇 「そんなのもちろん行きますよ!」 肇が元気よく答え、純も日比谷も行くと言う。 炎壊 「うむ。わかった。では出発の準備をしろ。すぐに出発するぞ。」 肇 「俺たちもともと荷物なんてたいしてないからいつでも行けますよ。」 炎壊 「そうだったな。ではさっそく行こう。私もたいした物などない。ちょうど昨日の山賊の馬があるからそれで行こう。」 こうして肇たちは炎壊と一緒に洛陽へと出発した。
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