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純がいる朱儁軍は、肇たちがエン州に入ったのに少し遅れて、荊州の南陽に入った。
荊州の南陽では最初、張曼成率いる黄巾軍が蜂起し、太守の楮貢を攻め殺した。
それから新しく南陽の太守に任命された秦頡(シンケツ)が張曼成軍を攻め、これを討ち取った。
しかし黄巾軍は新たに趙弘(チョウコウ)を指揮官に立てて、宛城に立て篭もった。
秦頡 「朱儁将軍!援軍感謝いたします。」
秦頡はたった今到着したばかりの朱儁に向かってそう言った。
朱儁 「秦頡殿!よくぞ、今まで堪えられた!」
朱儁は馬から下りると秦頡にそう言った。
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