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朱儁 「どうかしたのか?」
朱儁は幕舎の入口に立ってそう聞いた。
孫堅 「これは朱儁様! 全く気づきませんでした!」
孫堅はそう言うと慌てて立ち、朱儁に頭を下げる。
後の3人も孫堅と同じようにする。
朱儁 「そのようなことはよいのだ。それよりどうしたと聞いておるのだ。」
朱儁はそう言うと空いている椅子に座る。
純 「実は黄邵の剣の切れ味が悪いため、黄邵は自分で研いたのです。しかし切れ味はよくならなず、黄邵はその剣を諦めて捨てようとしました。山遥がそれを止めたので、黄邵は山遥にその剣を研がせたのです。すると刃こぼれもなくなり、新品のようになったのです。」
純は今までの流れを朱儁に説明した。
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