都へ

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それから4人は街に入り、一晩過ごすための宿を探した。 探しているうちに1つの宿を見つけた。 炎壊 「宿はあったが、ここ宿泊代が高そうだから他をあたるか。」 そう言い、炎壊がまた歩き出そうとすると、 肇 「ちょっと炎壊さんもうここでいいじゃないすか。俺たちも金持ってますし。もう股が痛くて歩けないっす。」 日比谷 「また弱音か。」 肇 「おもんねぇよ。」 本気なのか冗談かわからない日比谷のシャレに肇が日比谷の頭を叩いた。 純 「もう限界です。」 今まで黙っていた純は力なくそう言うと、倒れてしまった。 肇 「おい!純!そんなに股痛かったのか?」 肇が声をかけるもよほど痛いのか頷くだけであった。 炎壊 「仕方ない奴らだ。」 炎壊は純の状況に妥協し、高そうな宿に泊まることにした。
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