都へ

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4人はもともと荷物が少なかったため、すぐに宿から脱出することができた。 そして馬小屋に行き、馬に乗ろうとした時、肇は昨日会った商人の張平が見えた。 肇 「ちょっと炎壊さんたち先行っててくれ。俺張平さんも連れてくる。」 炎壊 「ならん。それなら私が行く。」 肇 「いいから行ってて下さい!すぐ行きますから!」 炎壊 「うーん……。……わかった。裏門で待っておく。すぐに来い。」 危険な目にあうかもしれないと心配した炎壊であったが、張平を連れて来るだけなので大丈夫だと判断した。 日比谷 「俺は肇と行くぞ!」 肇 「痔は黙ってろ!」 肇はそう言うと、張平に向かって馬を走らせた。 日比谷も行こうとするが、炎壊がそれを止めて、裏門の方へと向かった。
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