都へ

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落ちた衝撃でなかなか体勢を整えられない肇に黄巾賊は容赦なく斬り掛かった。 黄巾賊 「てぃや!」 肇 (くっそー !こんな所で死ぬのか…。) 肇がそう思った瞬間、突然黄巾賊数人が倒れた。 肇 「炎壊さん!」 肇が斬られる間一髪のところで炎壊が助けに来てくれた。 炎壊 「なにがすぐに連れてくるだ。遅すぎる!」 炎壊は肇にそう言いながら黄巾賊を次々に斬り伏せた。 純と日比谷は張平を守りながら戦っていた。 日比谷 「うぉりゃ!うぉー!!!!!」 日比谷は頭が狂ったかのように暴れていた。 純 「肇!今のうちに門を出ろ!」 肇は純にそう言われてすぐに城門を出た。 そして張平も純と日比谷に守られながら門を突破した。 3分ほど待つと炎壊が城門から出てきた。 炎壊 「敵の追っ手が来るやもしれん!急いで行くぞ!」 炎壊がそう言うと、4人は張平の荷物を手分けして持ち、なるべく馬をとばして遠くへ逃げた。
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