都へ

20/24
前へ
/3000ページ
次へ
純 「張平さんいい人だったな。」 肇 「あぁ。いい人だった。せめて洛陽のどこで商売するのか聞けばよかったな。」 日比谷 「まあまた会えるだろう。」 そう言って肇らが名残惜しそうにしていると、炎壊が3人の方を向いた。 炎壊 「では私たちも行くか。」 炎壊はそう言うと門まで歩を進めた。 門兵 「洛陽に何用で来た?」 門兵はみすぼらしい姿をした炎壊に対し、威圧的にそう言った。 炎壊 「洛陽にいる朱儁将軍にお会いしに来た。」 門兵 「朱儁将軍に何用だ!?」 炎壊 「朱儁将軍に炎壊が来たと伝えてくれればわかるはずだ。」 門兵 「……何と!あの炎壊様でしたか!失礼いたしました。すぐに朱儁将軍にお伝えします!」 門兵はそう言うと慌てて走っていった。
/3000ページ

最初のコメントを投稿しよう!

9456人が本棚に入れています
本棚に追加