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日比谷はその頃、肇たちに追い付くため、まだ走っていた。
日比谷 「ハァー、ハァー、ハァー。
走んのはあんまり好きじゃねぇ。」
日比谷は立ち止まり、膝に手をつくと息を切らしながらそう呟いた。
ふと日比谷が顔を前方に向けると、遠くの方に無数の何かが見えた。
日比谷 「なんだ?」
日比谷は目を凝らし、必死にその正体を突き止めようとする。
そのごまつぶは次第に数を増やし、こちらに迫って来る。
日比谷 「おい…。冗談じゃねぇぞ…。」
日比谷はそれが兵だとわかり、そう呟いた。
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