張梁の最後

41/46
前へ
/3000ページ
次へ
その頃、肇は皇甫嵩の元へ来ていた。 先ほどまで追撃していたが、黄巾兵が川へ飛び込み出したため、見ていられず追撃を切り上げたのだ。 肇 「今回は黄巾軍、半端ない死者の数ですね。」 肇はあまり気分が良くなさそうな顔で皇甫嵩に言った。 皇甫嵩 「そうだな。だがこれで冀州は平定できたのだ。めでたいことだ。それにしても見覚えのある顔が一つと知らない顔が一つあるが、あれは誰だ?」 皇甫嵩は肇の後ろにいる何曼と圭廉を見て、そう肇に尋ねた。
/3000ページ

最初のコメントを投稿しよう!

9451人が本棚に入れています
本棚に追加