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宛城を落とした朱儁軍は、取り逃がした孫夏と二ヶ月間、激しい戦いを繰り広げていた。
孫夏は宛城の近くの山の砦に立て篭もって抵抗しており、なかなか朱儁軍は攻め切ることができなかった。
しかし孫夏軍は最初5千であったが、この二ヶ月の間に3千にまでその数を減らしていた。
そして今、朱儁の陣営では軍議が行われている。
朱儁 「現在、孫夏軍は3千。力押しでいけば、おそらく勝てるであろう。」
孫堅 「しかし力押しでいけば、こちらの被害は相当なものでしょう。」
孫堅は朱儁の言葉にすぐさまそう答えた。
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