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純 「この辺りの土地に詳しい者に案内させ、山の周辺の森へ行き、木を一部切り倒して火が燃え広がらないようにしましょう。」
純は簡単そうに言い放った。
朱儁 「馬鹿な。たとえ山の周辺と言っても森の中だぞ。奴らの奇襲にあって全滅だ。」
朱儁は全く話にならないといった表情でそう言い返した。
ここでここの土地を説明しておこう。
今朱儁軍がいるのは見渡しの良い平原だ。
ここから孫夏の立て篭もる山が見える。
そして山を中心に朱儁軍がいる反対側の所は森であり、主導権を握っているのは孫夏軍である。
つまり孫夏軍は山の三方は朱儁軍におさえられているが、後方は安全なのである。
そのため、いつでも退却できる。
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