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炎壊 「おいおい。朝から元気だな。もう少しで出発するからついて来い。」
炎壊がそう言うと肇と日比谷は喧嘩をやめた。
肇 「いよいよかぁ。」
肇は深呼吸をしてから朱儁の屋敷を出た。
洛陽の門前には多くの人がいた。
朱儁 「やっと来たか。」
炎壊 「遅れて申し訳ありません。」
炎壊は3人の代わりにそう謝罪した。
朱儁 「うむ。では出発する!」
朱儁の号令と共に3万の兵が歩き出した。
それを見送る人もおびただしい数であった。
純 「すげぇ数だ。3万でこれだったら8万ってどんだけ多いんだよ。」
肇 「まあ後から皇甫嵩将軍も4万で来るしそんな変わらんだろ。」
軍の真ん中あたりで馬に乗りながら肇たちはそんな話をしていた。
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