一話・出会い

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    「──にて私からの挨拶とさせていただきます。」 30分というなっが~~~い校長の挨拶が終わる。 隆「つうか、なげぇーよあのハゲ!」 明希の少し後ろでは隆二がさきほどの挨拶の長さに文句を言っている。 「続きまして、生徒会長挨拶。」 ?「新入生のみなさん入学おめでとう。生徒会長の國廣 弘幸[クニヒロ ヒロユキ]です。先輩の代表として簡単に挨拶をね。長いのは嫌だろうから少しだけ我慢してね。これから、多くの楽しい学校行事があるので、仲良くしていきましょう。」 入学式も終わり、教室へと戻り、席についている。先生が言うには、 悠「この後、生徒会の役員さんが生徒手帳を持ってくるので、少し待っててくださいね。あ、明希くんは後で職員室に来てくださいね♥」 らしい。当の本人は別の本を読んでいる。本のタイトルは・・・・・英語なので読めません。 明「仏語だ。」 すいません。 「???」 前にいた生徒がなに?みたいな顔で振り向いている。 明「何でもない。」 ガラガラ。 教室のドアが開け放たれ、段ボール箱を抱えた女子生徒が入ってくる。胸のワッペンの色が青なので二年生なのだろう。          
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